2023年現場備忘録〜大阪難波に骨を埋めるつもりだったオタクが初めて韓国に行った話〜

2023年は私の中でいろんな変化が起こった怒涛の1年だったので、この気持ちを残しておくために1年間の現場を数えるとともに各月を振り返っていきたいと思います。と言いながらチケットホルダーを取り出して、溢れかえったチケットの半券を見て軽く心が折れています。私ならできる!がんばれ!行くぜ!

 

1月 

  • 1/7:凱旋スクリューパラダイス
  • 1/13~15 :関ジャニ∞18祭@京セラドーム
  • 1/27:たまには!仲助堂

関ジャニ∞もグループとして18年目を迎え、私も彼らと共に歩んできて10年の節目。大阪というホームで、彼らが大事にしてきたドームという舞台で輝く姿を見て、自分の軸のチューニングができた公演でした。オーラスではメンステ前2列目というご褒美のような席を引いてしまい、私と友人の「オーラスお疲れ様」の4連うちわ(8年間オーラスの度に持っていっているためとても年季が入っている)をゆったり歩きながら指さして読んで、「ありがとう」と口パクで安田さんが言ってくれるという、走馬灯で流れるであろう思い出ができました。安田さんに1番伝えたい「ありがとう」という言葉が返ってきて腰が抜けた。こちらこそいつもありがとうね。

Aぇ! groupが大阪梅田のシンボル・HEPのイメージキャラクターを努めたので年明け早々仲良しのオタクたちと観覧車に乗ったりもしました。楽しかったな〜

 

2月

  • 2/4:UP TO YOU
  • 2/11:マユリカ阪本罰ゲームソロライブ
  • 2/23.25:AmBitious初舞台 アンビリーバボー!
  • 2/19:アングライブ
  • 2/25:33喜劇
  • 2/27:ZiDOLワンマンライブ

2月は大学時代からずっと応援しているコンビが来年度から揃って上京するという発表を受けて、後悔がないように劇場に通い詰めました。

ZiDOLワンマンライブでは芸人が全力でアイドルをするという笑いに応えるべく、こちらも全力でアイドルオタクをしました。途中自分たちが何をしてるのか意味がわからなすぎて爆笑しながらうちわとペンラを振るという謎の現場でした。人生で経験したことがない種類の笑いだった。今振り返ってもわからないな‥‥

本業(本業なんだ)のアイドルオタクの方でも、AmBitiousのグループとしての初舞台を観に行きました。疾走感に溢れる爽やかな曲調の初オリ曲が彼らに似合いすぎていて、嬉しくて、感動したなあ。9人揃った彼らを観たのはこれが最後だったと思うと今でも結構苦しいよ〜〜〜もちもちぺったり双子の岡陸がずっとかわいかった、アイドルでなくて、この舞台のように同級生として出会っていたらずっと一緒にいられたのかな〜〜〜(急な鬱)2024年はアイドル衣装で9人揃ってオリ曲歌う姿が見れますように。もしその願いが叶わなくても、陸くん美味しいご飯いっぱい食べて、元気でいてね。

 

3月

  • 3/3:マユリカPodcastイベント
  • 3/4:TOKYO GUITAR JAMBOREE
  • 3/9:ビストロ
  • 3/15:濁
  • 3/28:たまには!仲助堂
  • 3/30:マユリカ漫才劇場卒業公演
  • 3/31:Aぇ! group 全国ツアー@香川

ずっと大切に思ってきたユニット・濁が一旦完結し、マユリカも大阪から離れ、ロスになるかな…と思って劇場スケジュールを開いたら4月からも普通に出番があったので、ただただ楽しくいっぱい見にいった月だった。とは言いながらも、やっぱり大きい賞レースの後帰ってくる場所が漫才劇場ではないという寂しさは未だにあるけれど、M-1で彼らの王道を貫き通して戦う姿を見て安心しました。クラスの隅でよくわからないノリで爆笑していたあの頃を思い出す空気感、ずっと変わらないでいてくれ〜

 

こうして振り返っていると、この月がジャニオタとしても、お笑いオタクとしても、私の中の人生の一つの節目だったんだと思います。Aぇの全ツは逃げるように出ていった香川という地で、大好きな友人と大好きな人たちの夢の1つであった全国ツアーを観ていることが奇跡のようで、ずっと夢の中にいるようなふわふわした気持ちの1日だった。全てを呪うように生きていた18歳の頃の自分に「私、今、超超超しあわせだよ〜〜〜!!!」って大きい声で言ってあげられたような気がして救われました。アイドルは時間も場所も超えて希望になってくれるんだね。

 

4月

ジャニーズもお笑いも、燃え尽きていたとこで出会ったSEVENTEEN。会社の同期にファンミーティングに誘われたことがきっかけで、「せっかくだし顔と名前は覚えて、好きな子一人見つけられるといいな〜^^」くらいの気持ちで見始めて、最初はジュンくんのお顔綺麗だな〜ゴセ面白いな〜と思いながら、TTT2021のフリースタイルセクシーダンスを踊るスングァンちゃんを見て衝撃。(フリースタイルセクシーダンス出のスングァンペンとかいう奇行種)こんなに感情を惜しげもなく出して、表情をコロコロ変える、かわいい子、いるの!?守らねば‥‥と思いながらセブチを見ていた日々の中の突然の親友の訃報。ここからもうスングァンちゃんの幸せについてひたすら考える2023年になった。

 

5月

狂ったようにセブチを見て、ついに訪れた初対面。この時きっと苦しい思いも大きかっただろうに日本に来てくれてありがとうね。ステージでは元気な姿を見せるスングァンちゃんのプロ意識と、生で見る13人のオーラに圧倒され、私の中のセブチが占める割合がグンと大きくなりました。(あと、5月に落語にもハマり出しました)(TMIすぎ)

 

6月

 

7月

  • 韓国語教室に通い始める
  • 7/16:ジャニーズJr.全体公演 わっしょいCAMP@京セラ

 

6月に小柴くんが謹慎になり、7月にスングァンちゃんがもう一度お休みを取り、Aぇもいろんな憶測が飛び交い、正直この辺りの記憶が曖昧だな‥‥。大切に思っているのに、翻訳を通してしか彼の言葉が理解できないのが悔しすぎて韓国語教室に通い始めました。学び始めて、彼らが日本語で挨拶をしたり、歌を歌ったりしてくれることの凄さと愛をひしひしと感じて、さらに13人が大好きになりました。(でもまだ全然わからないので引き続き2024年も頑張りたい)

 

8月

  • 8/27:関西ジャニーズJr. 松竹座One Another

松竹座に行かないと夏は始まらないので、今年もしっかり行きました。受け継いできたAnotherという伝統を新たに演じる姿にグッときて、やっぱり関ジュの成長はずっと観ていきたい‥‥と思いました。岡くんのパフォーマンス時の獲物を狙うような鋭い視線が大好きなので、思う存分堪能できて震えたな。あの才能を埋めるのはもったいなすぎるので、どうか日の目を浴びる日が来ますように。あとボイビがみんな声変わりしててびっくりした。(急なアホの感想やめて)

 

9月

念願の初生ジェシーを観に行ったりもしました。舞台の脚本もあって出鱈目に歌い踊っているように見えるのに、とんでもなく魅力的で圧倒されました。騒動の云々で正直疲れ果てていたので、こんなに才能溢れる人がアイドルをしているあの事務所はすごいんだなと改めて思い、少し元気が出た。アイドルの姿も見たいので、私のスト名義2024年は仕事しておくれよ。

 

10月

  • 人生初海外!韓国に行く

セブチが暮らしている国を肌で感じたい!というパッションに突き動かされて、人生初海外。27年間私のカルチャーの中心は大阪難波だったので、セブチに出会ってから比喩ではなく本当に世界が広がったし、自分の中にこんなにも行動力が残っていたなんて‥‥と自分でもびっくりした。街を歩きながら「この道通ったことあるのかな‥‥」「このお菓子食べたことあるのかな‥‥」と新鮮に感動できた。韓国でもマジックアワーの空が綺麗だったことが一番印象的です。あと、韓国にも鳩いた。見たことない野鳥もいた。なんて名前だったんだろう。

 

11月

 

12月

念願の!!!初!!!セブチの!!!!コンサート!!!

細かな感想は直近Twitter(私は意地でもそう呼び続けるから)に色々書いたのですが、毎日毎日大好きだと思っている13人が目の前にいて、同じ空間を共有していることが夢みたいだった。画面越しではなく目の前で繰り広げられるパフォーマンスに圧倒されたし、溢れ出るエネルギーをビリビリ感じて、自分も彼らも生きている‥‥と感じました。2024年は13人揃ったコンサートが見れますように。できるだけ健康でいてね。

 

 

終盤に向けて疲れ果てて感想が薄くなっちゃったけど、一旦終わり!

毎年年末に現場を振り返るたびに、行き過ぎでは?と自分でも思うけど、行けなかった現場はいくらお金を払っても見れないので全く後悔はないです。今年もよく走り切った。

実はこれを書いている前日にAぇから福本くんが抜けるという悪い夢のような報せが届いて(起きても夢じゃなくて、朝からちょっと泣いた)大晦日なのにオタクの無力さに悲しくてやるせない気持ちでいっぱいなんですけど、好きな人たちがステージに立つことを選んでくれる限りは、自分の持てる全力で応援して、与えてくれるものを全力で受け止めたいな。

2023年は私の中で一旦ジャニオタ人生にもお笑いオタク人生にも区切りがつき、スングァンペンという新たなスタートの年だったので、こうして感じたことを形に残しながら正直担降りという言葉を使う覚悟はまだできていない自分に気がついて、複雑なオタク心だな〜と思っています。

あと、振り返りながら2023年は結構な割合で悲しいことが起こってしまったけど、やっぱり思い出すのは楽しかった気持ちや感動した景色ばかりで、人生を豊かにしてくれていることに対する感謝の気持ちでいっぱいです。(安田さんの病気やエイトの脱退を通して永遠はないと悟ったので、自分が諦めが良すぎるというのもあると思うけど…)

とにもかくにも、2024年も大好きな人たちの人生に少しでも多く希望と幸福が訪れますように。今年もたくさんの思い出をありがとう。来年もよろしくね!새해 복 많이 받으세요!